プロフィール

srail

Author:srail
細々と続けばいいかと思っています。
コメント、TBやリンクお待ちしています。

ランキング参加中
よろしかったらクリック願います↓
FC2 Blog Ranking

検索

カスタム検索

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

カテゴリー

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

PR

srail日誌
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

京都国立博物館 特別展覧会 妙心寺 開山夢相大師650年遠諱記念
本日、朝一で京都国立博物館に見学に行った。
今回の展示は妙心寺に関するものである。
9時30分開場だが、9時10分ごろについてしまった。
しかしすでに10人ほど人が並んでいて、開場直前には30~40人ほどが列をなしていた。
中には外国人の人もいる。
やはり金曜日だからだろうか、他の平日よりは人が多いらしい。
開場され、中に入ると、その入り口周辺がすぐに混んでしまったので、
とりあえず先にすすんであとでふり返る事にする。
時代やテーマによって章立てで区切られており、第8章まで展示がある。
各章できになったものを挙げていくことにする。
第2章は「妙心寺の開創―花園法皇の帰依―」である。
展示を見て思うのは、とにかく書物が多い。日記もかなりの量が残されているらしく、筆まめといった印象を受ける。
こういった学問嗜好の性格が禅を求めたのだろうか。
次の第3章は「妙心寺の中興―歴代と外護者―」
細川勝元など、武家の庇護者が多くあらわれてくる。
どちらかというと公家勢力より武家勢力と近いイメージがあったが、この時期くらいからやはりそうなってきたのだろうか。
寺を幕府に一旦廃絶されたとき、土地を寄進して助けた人に利貞尼という人物がいるようで、この人は美濃の人らしい。これに限らず、美濃との関わりが他の所々でみえておもしろい。
次は第4章「禅の空間―唐絵と中世水墨画―」
やはり瓢鮎図に人が集まっている。瓢箪で鮎(なまず)を捕らえるという公案、という話は有名だが、初めて実物をみながらいくら考えても答えを思いつかない。結局どういう答えが考えうるのか、一度聞いて見たいと思う。
そのほかにも水墨画が多く、このゾーンは墨一色で雰囲気が枯れているがなぜか落ち着く。
大きい水墨画などは雲などの描き方をみるに、ほとんど無駄なスペースというか、空白のように見えてしまうが、ここにも意味があるらしく、空白を意識的に使いこなすようなやり方が東洋的らしい、なんて話も聞いたことがある。
むしろこれだけ空白を意識して配列できる空間認識能力は凄いと思う。
第5章「遠諱の風景―荘厳と儀礼―」
ここでは開祖である関山慧玄の関連のものが多い。宗峰妙超による「関山」の号や、像を残す事を嫌ったため江戸時代になってできた関山の坐像もある。
昭和天皇による宸翰「無相」号もあり、初めて近代の天皇による宸翰を見た。

次は第6章「妙心寺と大檀越―繁栄の礎ー」
豊臣秀吉の子で夭逝した棄丸のものが多い。
そのなかでも目を引くのは「玩具船」で、これにのって遊んでいたようだが、かなり凝っていて、リアルな船の模型のようだ。舵もきちんとあるし、車がついていて、陸上でも船の揺れを再現するとあり、技巧がこらされていたようだ。もはや子供のおもちゃとは思えない。
他にも子供用のごく小さな具足や兜が在り、悲しさをさそう。
わが子が死んでからこれを眺めた秀吉の心中を想像させる。

この章は他にも武将に関するものが多い。稲葉一鉄、前田玄以の画像がある。
彼らも妙心寺に帰依していた。
あとこの章で気になったものは銅鐘で「IHS」紋入りとある。これは京都にあった南蛮寺のもので、イエズス会の紋が入っているということだ。
西洋の香りを徐々に感じさせる時代であったことを感じる。
少し時代は後になるが、春日局も後ろ盾になっていたようで、画像や消息が展示されている。
ここにも間接的に美濃とのつながりを見出せる。

第7章「近世の禅風―白隠登場―」
ここは少し雰囲気が違うような感じがした。
なんとなく自由すぎるかのような気さえした。
絵に描かれている対象はこれまで見てきたようなものが多い。
しかし、線の描き方がこれまでとはだいぶ違って、デフォルメされている。
「わかりやすい」禅のイメージというものが描かれているように思う。
達磨の大きな画像が一つあり、これは色もついているが、とにかく大きい。
よく描かれる対象だが、この大きさに描ききった才能というか、空間把握力がすごいのだろう。
よくこのサイズに収めたという感じで、本当ならもっと大きく描きたかったのではないかと感じさせるほど、絵のサイズより大きく見えてくる。
他にも従来描かれる事の多い題材が、すべてコミカルなタッチにもみえる。
書もあり、法語がある。やはりこれも従来の枠にとらわれていないようだ。
親孝行をわかりやすく説いたものだが、口調といい、「親」よいう字を一文字大きく書いてひきつけられる構図がいい。
親孝行というテーマは自分に現在身につまされるものがあるから、「親」という大きな一字につい目がいったのだろう。自分の意識という者が反射するからこそ興味の対象に差が出るということがわかったような気がする。

今回はとりあえず目に付いた者を並べ書きしてみた。
また今度ゆっくり展示の内容を考えつつ、全体の感想も考えてみたい。
スポンサーサイト
この記事に対するコメント

この記事に対するコメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する


この記事に対するトラックバック
トラックバックURL
→http://srail.blog28.fc2.com/tb.php/162-e4a2146e
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
ブログ内検索

Google AdSense

PR

RSSフィード

リンク

このブログをリンクに追加する

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。