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新潮社「日本鉄道旅行地図帳」第9巻
新潮社の「日本鉄道旅行地図帳」は定期購読しているが、今回の号は関西2で京都も載っている。
京都の者としては色々気になる所がある。

まず往時の市電の路線網の密度と、その広がり。
いまでも残っていれば観光シーズンには活躍が期待できただろうに、と少し残念に思う。
現存していればそれ自体を観光資源にできる可能性もあっただろうし、勿体無いと思う。
山陰本線・嵯峨野線関連では、京都~丹波口間に「緑化フェア梅小路」なる駅が1994年に約2ヶ月ほどだけ存在したとあるが、これも知らなかった。
今見ているといったいどこにそのスペースがあったのかと思う。

さらに花園の開業は1898年の1月1日とあるが、今までこの手の本を読んでいてもあまり正月開業という駅は見たことが無いように思う。調べてみると他にもあるが、正月は珍しいと思う。
当時はおめでたい事が同時に起こったようにとられたのだろうか、などと想像してみる。
「盆と正月が一緒に~」という表現があるが、そういう感じになったのだろうか。
「鉄道と正月が一緒に来た」となれば、当時の人々の反応はいかばかりであっただろう。

他に、駅舎の話題が載っているが、嵯峨嵐山(当時は嵯峨)は明治40年の建物であったらしいが、今は高架化されて無い。あまり意識していなかったが、かなり古いものだったようだ。
駅の保存や移築には補助が出ない、という点に本の筆者は批判的であるようだが、私も同意見である。
古代などの遺産でも開発によって破壊されることが多かったが、近代の遺産となると省みられることが少ないように思う。
これからは、鉄道という近代の遺産にももうすこし光があたり、保存されることを望む。
問題は駅舎も車両も少しかさばるというか、大きいことが難点だが、
近代を引っ張ってきたはずの鉄道という「文化」に注目が集まっている今だから、今後はさらに保存が進めば幸いと思う。

そういった遺産のなかで、旧二条駅舎は現在梅小路機関車館に保存されている。
これは保存されて良かった例で、私も旧駅舎のことはギリギリ知っているが、風格のあるものだった。
しかし、解説を見れば、日本鉄道の宇都宮駅がモデルで、当時の京都鉄道の社長がそれと同じものを造れと言ったという話が載っていて、これは意外だった。
いかにも京都らしい、などと勝手に思い込んでいたので、的外れな形になった。
そんな駅舎だが、明治37年(1904)完成で、平成8年(1996)まで現役だったのだから、モデルがあったとはいえやはり貴重な遺産といえるだろう。
保存という選択がなされてよかったが、場所も機関車館という場所で非常にマッチしているし、現在の嵯峨野線に乗っていれば京都駅の手前で少し見れるのも演出のようで嬉しい。

また、地下鉄の断面図なども楽しい。
北に行くほど基本的には上りになっている京都だが、烏丸線の場合京都駅から考えても結構登っていることが視覚的に分かる。地下を走っていると気付きにくいことで、これも意外である。
東西線の場合は、やけに深い駅があって、ホームに行くまで大変な駅がある。蹴上はそうだが、意外にも標高はむしろ高い。地形を見ると、山の下のようなところに入り口を造っているからで、実際に乗った経験からいうと確かに山すそのようなところに入り口があいていた。
入り口の近くの道路はその先しばらく上りになっているから、ふもとのような土地である。
地下に要因があったのではなく、地上に要因があったのか、と数年来の疑問もはっきりした。
神戸の地下鉄のも載っているが、こちらはさらにジェットコースターのような形になっていて、坂の町を実感させられるようにも思う。

このように、他の地域の路線を事前に知って楽しむ意外にも、地元を再発見できるのがこの地図のよいところではないだろうか。
このシリーズは現在注目度が高いようだが、各地域の人達にとっても、地元を再認識できて、新しい使い道が見つかるかもしれない。
それが出版社に意図されていたかわからないが、知っているところをまた見つめなおすのもいいものだと思ったし、やはりいい企画だなと思った。
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