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srail日誌
旅は自由席 宮脇俊三 新潮社
今回も前書きで鉄道ファンになる理由、自己省察を通しての鉄道ファンの形態などを語っている。
いろんな人の鉄道ファンに対する考察なども載っている。
それを読むと一口に鉄道好きといってもずいぶん多岐にわたることがわかる。
自分はどのへんか?ということを考えようとするといろんな基準の軸ができてくる。
この奥深さこそが惹きつける原因だろうと思う。
鉄道とは同時に世相も映す物であると思う。
「交通機関にしても、航空路は四通八達し、新幹線はすばらしいスピードで走っている。
高速道路も、四国を除いては整備されてきている。
しかし、そうした便利さが、新の「しあわせ」つながるのかどうかについては、疑問が残る。」
と著者は言う。
今では四国にもどこにも高速道路はあるし、空港も増えたが、便利さの裏になにか置いてきたという気はだれかしら一度は持ったことがあるのではないだろうか。
最近さらにゆっくりなこと、鉄道で言うローカル線にも関心があつまってくるのはそういうせいもあるんだろうか。

著者の住む関東近郊に旅に出たときの一言も真相をついているように思う。
「近いところへは案外に行かないものである。いつでも行ける、そのうちに行こうと思っているうちに、どんどん年が経ってしまう。そのくせ、北海道だ、九州だ、外国だというと張り切って出掛けていく。」
「遠くへ行くばかりが旅ではないな。要するに日常的な行動領域から脱出して異質なものに触れるのが旅だ、遠近は問題ではない」
「どこへいこうとその人の自由であるけれど、「日本は狭い」などと簡単に言われると腹立ちを覚える。
せめて冬の北海道の流氷くらいは知ってから海外へいってほしいと思う。」

海外へ行っても、向こうの人から逆に日本はどんなところか、貴方の住むところはどんなところか?
と聞かれた時、答えられないのでは何しに海外へいったかわからなくなる。
旅とは情報交換の役割を担っていたと思う。
メディアの発達した今も、そこに住む本人からいろいろ聞きたいと思うのは本能だろう。
私も京都にいながら観光者ほど色々見たわけではない。
近すぎるからかえって行かない。
それでもたまに行ってみるとこんな近くにこんなものがあったか、と気付かされる。
しかも観光シーズンを外して好きなときを狙えるのも利点だとだんだん思ってきた。
ごくごく近所でも何かは発見できるし、それは旅なのだ。
そして鉄道好きとしては
「線路の分岐や合流はいいものだ。とくにローカル線がよろしい。駅を発車して、しばらく並んでいた単線の線路が名残を惜しむかのようにカーブして遠ざかっていく。
かと思うと、叢のなかから二本のレールが静々と寄り添ってくる。
そういうとき、わけもなくそのローカル線に乗ってみたいとの衝動に駆られる。」
と、著者が言うように、知らない物への興味も旅の動機である。
小さい頃線幹線や特急に乗って駅を通過したときその駅から線路が分かれていくのを見て、あの路線はどこにつながっていくのだろう?と好奇心をもって見つめたのを思い出した。
当時地理的知識は無いからあのさきの風景を考えることが子供心を刺激したのは間違いない。
これらを踏まえると、旅とは未知なるもの、そして人に出会いに行くというものではないかと思うようになった。
交流とは情報の交換の事で、お互いにいろいろ出し合うのが真の交流というものだと思った。
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複線化近況
新聞によると花園~太秦間の複線高架化工事で弥生~飛鳥時代の竪穴住居が見つかったようです。
秦氏の建立した旧広隆寺の土地と重なる部分があるため秦氏集落の中でも中心的な場所か?と予想されるそうです。
さらに朝鮮系とされる「韓竈」といわれるものの破片と見られるものも見つかったことから渡来人系の集落だろうとみられているようです。
現地説明会は行わない、と書かれているので工事にはさほど影響はでしょう。
京都はどこを掘っても何かは出てくるようで、家を建てるときも何かが出てきたと聞かされました。
殺意の風景 宮脇俊三 新潮社
著者は普段鉄道旅行記を書いているからこの本は異色である。
この本はミステリー小説なのだ。
しかも普通のミステリーではない。
著者の今までの旅の経験や地理の知識を動員して書かれている。
必ずしも人の死ぬところが生々しく書かれているわけでもない。
死んだんだかそうでないんだかわからない終わり方もある。
著者は後書きで「自然への怖れを短編ミステリーの形で描いてみたいと冒険を試みた。」
というように、このミステリーは自然が主役なのである。
人が主役でないので殺意のないような殺人もあって自然の恐怖のほうに目が行くようになっている。
TVのサスペンスでは最後のシーンがよく断崖だったりするが、この本にはそういうきわどい自然がよく出てくる。
景勝地も人の殺意を飲み込むような場所だったかと思わされるし、時刻表好きの作者らしい章もある。
いままで描いた事のないジャンルへの意欲が見える一作だった。



大回り乗車
http://pwiki.chbox.com/pukiwiki.php?cmd=read&page=
%C2%E7%BA%E5%B6%E1%B9%D9%B6%E8%B4%D6%C2%E7%B2%F3%A4%
EA%BE%E8%BC%D6&word=%C2%E7%B2%F3%A4%EA
↑参照
大都市近郊区間では実際に乗車する経路より、最短経路で運賃を計算するというルールを使って安いお金で長い距離乗るという技。
何度か琵琶湖大回りをやってみたりしたが、景色がいいのでこれが数百円で回れるのか、と思った。
途中下車はできないのでいく前に十分経路やダイヤを調べる必要もある。
車内検察がある区間ではそれなりに説明がいる場合もある。
とにかく安く鉄道旅行がしたい人にはおすすめの特例である。
時刻表ひとり旅 講談社 宮脇俊三
趣味には、きっかけがあるものである。
しかし、その理由を考えるのはずいぶん難しい。
まず最初の章で「なぜおもしろいのか、どうして好きなのか、
という質問は返答に困る。気がついたときはおもしろかったのであり、好きになっていたのだ。」
と書かれているが、これは自分もそうだ。
小さい頃からいろんな下地は作られていただろうし、環境もあるだろう。
でもいつから好きになるかなんてその瞬間には分かっていないだろうと思う。
著者はこういうことをよく聞かれるからいろんな返答をしたと書いているが、聞いた側にそれならなぜあなたはそれが好きになったのか?と逆質問しても答えられる人は少ないだろう。
普段は気にかけてなくても突然気になってくるのが趣味らしい。
[READ MORE...]
野球
先日、某駅で降りたとき、駅前の広場で野球をやる子供達を見た。
下はコンクリートだし、球も野球用ではないにしろ、野球をやってる子供を久しぶりに見た。
無人駅で客はすくないが5人ほどの子供が楽しそうに野球をしていた。
WBC効果といっていいのかわからないが、無人駅だけにあたりは静で、他に人もいないから駅前とはいってもスペースはある。
自分の住む近所を思い返すとこの駅前ほどのスペースもないような公園も多い。
そもそも外に子供は出なくなってしまっているのも納得できるような気がした。
しかし春休みに入ったからか、近所の公園で遊んでいる小学生くらいの集団を発見して安心した。
大人が子供を熱くさせるようなプレーをすることが子供を外に出すのだろうかと思った。
検索
解析画面でどこから飛んできたか分かる機能がある。
ちょっと前検索サイトで飛んできた人で、srailで検索した人がいた。
なんでもう名前が知られてるんだ?
と思ったがリンク先を覗くと英語のgoogleであった。
たまたま外人の人が検索したのにひっかかったらしい。
と、いうことは勿論こんなサイトに用はない。
しかも日本語サイトなのにどうしてクリックしたのかも気になる。
謎は深まるばかりだ。
急行の存在
昔は急行があっちこっち走っていた。
しかし特急に格上げされたり、快速に格下げになったり、廃止になったりして数が減ってきた。
寝台急行なども残っているが寝台は先が分からない。
昼間の急行も随分減った。
特急というのはあくまで特別急行であるから、遠くに用事がないと縁がないものであった。
それが最近はずいぶん短距離の特急もある。
乗客は近場の用には急行を使うもので昔はかなりの数が走っていた。
料金も発生する事を思えば同じ時間なら快速のほうが安いから利用客には嬉しいが、廃止になるのも多かったから旅行に関するとちょっと利便性の落ちた路線もある。
急行の価値をもう一度見直せるような事はないのだろうか。
最近よく雨が降った。
我が家の屋根や壁を叩く雨音は私が小さい頃から好きなリズムだった。
どこかへ行く時も電車の場合はそのリズムが線路の音とからまって面白かったりした。
屋根のある乗り物で移動する限り、移動中の雨はとくに厭わない。
目的地で雨だと困るような場所もあるし、雨だとそもそも中止になるような物もある。
しかし私は雨自体は嫌いではない。
ただしもちろん災害をもたらすような豪雨は好き嫌い以前の問題である。

朝起きると雨音が鳴っている。昨日の夜はまだ聞こえなかった物だ。
休日などもどこかへいくわけもなく、平日も暇人だった小学生くらいでは、
休日の朝の雨音などはすきな音の一つだった。

それに京都は雨が似合うとも言われる。
始めてきた人が雨にあえば印象としてはまずいかもしれないが、いつも遠くに見た寺の堂宇などの屋根が少し曇って暗く見えると印象が違う。
むしろそちらの方が似合っているようにさえ思う。
これも普段の姿を知っているからこそ言うのだが、それやこれやで雨は嫌ではない。
水曜どうでしょうDVD
水曜どうでしょう
という番組のDVDを受け取った。
北海道に自分が行った事を縁に見ようとおもったのだが、地元KBSでも水曜日にやっていることに気付いて一年前くらいから見始めた。
ただしDVDを買う順番は変で、サイコロ3から見始めた。
鉄ヲタ的にも楽しめる内容で、6つの目を用意してサイコロの出た目の場所に行くというシンプルな内容だが、車内での会話のおもしろさや、移動の過酷さがおもしろい。
移動のためだけに移動し続けるというのはああまでつらいのかと思った。
札幌という目的地があるにもかかわらずとんでもない方向にも向かう、人生のようなつらさも背負っている。
今はなき列車なども出てくるのでヲタ的要素を満足させてくれるので3から見てみたが、随分たくさんDVD化されているのでじっくり集めてみる事にした。
というわけでまず今「原付ベトナム縦断1800キロ」を見ているところだ。
京都駅八条口に大型商業施設
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2006032100035&genre=B1&area=K1G
八条口というと、新幹線側の出入り口で、新駅舎ができて伊勢丹などの入った駅ビルのあるから烏丸口側と比べると地味な印象のある側だ。
新駅舎ができて以来、京都駅周辺で開発が進んでいるようだ。
駅ビルが出来る以前は駅だけ、といったイメージだったのが次々に家電量販店が進出表明したりと開発への動きが進む。
いままでは四条の界隈が一番の繁華街のイメージであったが、これまで開発が意外とされてなかった故に今になって注目されはじめたのだろうか。
都市規模から考えるとあまり大きい物で同業種が来ると共倒れの可能性もあるため全体の計画をよく考えていく必要がありそうだ。



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知識の難しさ
友人などに、よく運賃なんかについて聞かれる。
自分からはあまり言い出さないが、周りにはそのうち自分が鉄分入り人間だと分かる。
だからよく聞かれるのは「どのルートが早いか」「どうしたら安くなるか」などはよく聞かれるパターンだ。
しかしそこまでの知識はないから、何かを見ないと答えられないようなものも多いし、そもそも今はネットで運賃や経路が分かる。
それにそんなに安くなる裏技のような手と言う物は転がっていない。
自分で探すのがよい。
聞く前に一度皆さんも時刻表の後ろのページをごらんになるといい。
いろいろ難しいようにも見えるが、実は後ろのページにこそすべてつまっている。
列車の編成や運賃に関する特例、お得な切符、そういうのは後ろの方にある。
ネットで見るより1ヶ月分でも時刻表を買ってそこを読んでみるといい。
意外なことがわかる。
この前「行きと帰りで料金が違ったがなぜか?」と聞かれてとっさに思いついたのは繁忙期と通常期の違いだったがその人は行きと帰りでそれを跨いでいた。
とっさに答えられずに時刻表を引っ張り出してようやく確証を得たが、私の知識はまだその程度だ。
繁忙期と閑散期、通常期で特急料金の違いが出てくるということをどのくらいの人が知っているだろうか。
自分も最近特急を使わなかったのでそんなことすら忘れていた。
JRを得させるか自分を得させるか、そんな知識がつまっているから時刻表の後ろにひっそりと載っているのかもしれない。
バトン
初めてバトンという物が紫士より回ってきた

好きな漢字を3つ
・道
・鉄
・友

回ってきた漢字に対して自分が持つイメージは?
1:夢・・必要なもの
2:真・・すぐには見えないもの
3:友・・本物は多くはできないもの

次の人に回す漢字
1:改
2:空
3:緑

大切にしたい漢字
・友、大、世

漢字についてどう思う?
・読みの多用さ、成り立ちのおもしろさ、そして煩雑さがある。同音の漢字はややこしくなるときがある。

好きな4文字熟語を3つ最後に。
1・一期一会
2・順風満帆
3・終身雇用

回す人。
まだリンク先も少ないので今のままだとここで終点になりそう。
出雲の廃止
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060314-00000023-kyt-l26
いつか乗ろうと考えていた出雲が廃止になった。
京都にいれば山陰へ行くのに利用しづらいが、山陰本線を乗りとおすには都合がよかっただろう。
山陰本線完乗をいつかやろうと思っていたところ、次の改正で廃止という話を聞いた。
暇はようやくできたが、暇になったときには列車が消えた。
人生はうまくいかないと思う。
奮発して個室なんかも使ってみたいと思っていたのだが・・



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汽車旅12ヶ月 宮脇俊三 新潮文庫
日本には四季がある。1年の中で旅行に人気のある月、そうでない月。
1年12ヶ月の中の1ヶ月づつその月の長所短所なども著者の長年の経験によって書かれている。
旅行の際には参考にして欲しい一冊である。

本書にはその月に実際旅行に出た話をもとに書かれている。
これまでの著書「時刻表2万キロ」や「最長片道切符の旅」の時のはなしの補足もある。
あの時の車内ではこんな会話があったのか、とそれらを読んだ人にはもう一度読み返したくなるような挿話がある。
あんまり著者の本には他人のことは書かれていない場合が多いが、本書には印象深い人々が出てくる。
9月の章に出てくる不満のたまった車掌、12月の章にでてくる謎の老人たちなどがそうだ。
旅に出れば実際そんな人とも会うかもしれないのだな、と思う。
旅とは実は誰か分からない誰かに出会いにいっているのかもしれない。
そう思わされた。
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おくのほそ道 角川ソフィア文庫
月日は百代の過客にして、行きかふ年もまた旅人なり。
からはじまる有名な一節を古典の授業の時暗記させられたのを思い出した。
有名な一節だから、まだ覚えているけど、俳句の省略の多さには驚かされた。
古典はそもそも主語などがよく省略されて問題に使われるくらいなのだが、最初のシーンでの一句
草の戸も住み替はる代ぞ雛の家
という一句に自分の家を譲る意は感じられたのだが、「雛の家」の部分だけで今度新しく入る一家に女児がいることまで匂わせる省略性の強さに驚かされた。
随分深く読まないと分からないが、解説もあってようやく真意を読み取れる。
俳諧の旅に出ても、実際がイメージと違う事もあったりするのだが、それでもとにかく出掛けていこうという芭蕉の精神が好きだ。
とっくに廃止されていた白川の関を句に詠んだり、多賀城碑と壷の碑を混同したりしている。
芭蕉の時代の古典で書かれている土地を訪ねても、私たちが芭蕉の旧跡を訪ねる以上の時間が経っている場所もあるのに実際に目で見てみようとするその意気がよい。
自分も写真で見たり、本で読んだ場所へ行っても「なんだこんなもんか」というくらいの場所もあるが、いってみない事にはわからないし、また、気候などにもイメージは左右される。
それでも簡潔すぎるほどの短めの文章で旅を綴っていく。
短くともその土地の雰囲気を伝えるのが流石だ。
[READ MORE...]
いままでやった乗り換え
一般に案内されている以外にもちょっと歩いたらできそうな乗換えというのはある。
案内されている物ですら長く歩かされたりする。
この前やったのは二条~阪急大宮という乗換えをやった。
他の路線を乗り継いで阪急に乗り換えるのは面倒だし運賃もかさむからだ。
地図で見たところ1キロちょっとに見えた。
再開発著しい二条の周辺を見ながら歩きだいたい10分ほどで着けた。
他にやったのは嵯峨野線から京福という乗り換え。
花園で降りて妙心寺見学を経由して京福(嵐電)妙心寺へ。
花園側から妙心寺の南門を入って反対側の北門へでるにはこれも10分くらいだったと思う。
妙心寺はかなり大きいが、直進すればそれなりである。
さらに私は普段人から早足だと言われているが、だから下手に何かに乗るより早いと思うのかもしれない。
京福帷子ノ辻からJR太秦というのもやったことがある。
これは途中から駅へ行きそうな人がいたから後ろについてみたが、なんと途中で駐車場をショートカットし始めた。
柵の隙間のようなところも抜けたがさすがに自分にはちょっとできないから他のルートを探そうと迂回してようやくたどり着いたら電車がちょうど出てしまった後だった。
線路は見えているし駅も見えていたのだが障害物が多かった。
後は京福嵐山から阪急嵐山へ、というのもやった。
その時は雨だったし距離も微妙なのでバスを使う事にした。
日曜朝で、しかも客もかなり少ないのに遅れてやってきた市バスに乗って乗り換えた。
当時の阪急嵐山線は昔特急で走っていた車両が余生を過ごしていた。
中はロングシートになっていたが、どことなく風格が感じられた。



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昨日今日と、京都には雪が降った。
いままで生きてきた中でこの季節に雪を見た経験がないように思う。
かなりまともな雪で、ほぼ横に降るほどだったが、急に冬に戻された気がした。
すごい3セク
http://www.hokuhoku.co.jp/
北越急行という3セクは、いろいろ凄い。
現在在来線最高速度160km/hの特急「はくたか」が走り、東京~北陸間のルートを上越新幹線と組んで速達しているバイパス路線だ。
3セクなのに160キロ運転をしている事もさることながら、そんな速度の電車が走るから、普通でも110キロだせる車両が走っていて、並みの三セクとは思えない。
世間には「○○急行」や「××高速鉄道」なんて名前なのにたいしてはやくなかったりする鉄道もあるが、ここはその名の通りだ。
さらに豪雪地帯でもあるから雪との戦いも大変だ。

電車でGOでもゲームになったが、そのときは衝撃を受けた。
当時は確か時速140か150キロが最高だったが、そのほかは130キロまでが普通なので、まずその上を行く路線が特別にある事に驚いた。そのほかは青函トンネル内が特認の区間だった。
ゲーム中でも、高速で走ってよいことを示すGG信号、1つの信号の中で緑が二つ灯るという他にない信号を現示することも驚きだったし、サンダーバード型(681系)の車両に前面の赤い色違いがあるのか、ということもそそられる原因だった。
突然変異種のような希少種、といった趣が感じられた。
また赤い下地に白い鷹がとぶイメージのサインなども興味をそそられた。
だから一回乗りにつれていってくれ、と頼んで本当ににいったのだが、なにしろ突然変異種で、編成も少ないから会えるんだか分からないうちに来たから、そのときはJR西日本持ちの681系、つまり色が普通のほうで、何のために来たんだか、という思いになったが、微妙な違いがあったし、当時の150キロ運転は体験できたからよしとした。
いまではホームページでどれにその赤い編成が入るかが載っていて、好みの人に答えてくれるという3セクならではの細かいサービスもやっている。(100%その編成が来るとは限らないが。)
細かい事はHP上にも他の鉄道会社と比べていろいろ知識欲を満たしてくれるものが載っているから何も言わなくてもいいが、気がかりなのは北陸新幹線が開通した時にはこの路線はどうなるのか?といったところか。
鉄道浪漫COFFEE
何年か前に無くなってしまったが、駅の自販機などで鉄道浪漫COFFEEというのが明治乳業から売り出されていた。
おまけに鉄道コインが付いていて、たまに買って結構集まったのだが、金、銀合わせてでもオールコンプリートとはいかなかった。
どうにも偏りがあるのか、いっつも同じところで買ってもよくでるのと全然でないのがあった。
さらには鉄道浪漫茶というのも一部地域では発売されたこともあったが、関西ではみかけることなくコーヒーのほうもいつのまにか消えてしまった。
ちょっとでもたまると全部見たくのが性だし、途中から集める気になってしまったので全種類見れてないのが悔しい。
試験終わりの帰りしなどに買って気分をリフレッシュさせるのが楽しみだった。
前の人が何本か買いだめるのをみて同好の士が結構居ることも知った。
このコーヒーがホットからコールド、またはその逆にかわるのが一つの季節感になった。
ホットからコールドになった直後はなぜかなじめなかった。
逆は意外と平気なのだが。
さらに缶についているシール三枚一口で賞品がもらえて2度おいしかったのだが、最初の懐中時計が欲しかったのだが、そのうち賞品が変わってしまい、コレクションボックス付き時計に変わったが、それは当たった。
かように青春の1ページだったコーヒーだが、懐中時計を逃したのも、全種類のコインが見れていないのも惜しい。
なんとか再版されないものだろうか。

P3100054.jpg鉄道コイン1

P3100055.jpg鉄道コイン2

P3100059.jpg


駅長募集
http://thomas.dip.jp/hojo/
北条鉄道というローカル鉄道が駅長を募集している、という話を昨日テレビで見た。
給料は出ないが、制服は貸与。
駅長の裁量で駅のスペースを使ってイベントも企画できるそうな。
ちなみに募集されているのは「長駅」の駅長で条件は北条鉄道を愛してくれる人、だそうだ。
平家物語 角川ソフィア文庫 ビギナーズクラシックス
このシリーズは入門用といった趣で、随所に解説や注がある。
原本を読む前に世界を知るというような用法に向いている。
巻末には物語りに出てくる場所などの親切な解説もまとめられている。
歴史的に名高いこの物語は、前半は平家の隆盛、後半の落日との対比の構造が哀愁をさそう。
この作品のキーワードは「無常」ということらしいが、巻第一の祇園精舎の一節、これは中学の時に暗唱させられて覚えているが、これが平家物語の世界を一番最初にして表しているようにおもう。
人も物事もついには滅びてしまう、無常という仏教語の教えがにじみでてくる。
有名な一節をわざわざ暗唱させるだけのことはある。
世間では今もおごった物の最期は変わらず無常である。
[READ MORE...]
双ヶ岡(丘)
子供の頃たまに登った双ヶ丘に久しぶりに行った。
登ろうかとおもったがどうにも気が進まなかったのでやめた。
昔見た上からの景色は結構よかったと思うが、成長してから来るとどうも登り道が狭いような気がする。
昔はもうちょっと道が広かったような気がするのだが。
細かい説明は看板写真にまかせるが、清原夏野や「徒然草」で有名な吉田兼好も庵を構えたとも言われている。
しかも岡自体が古墳になっており、子供の頃は人のお墓に登っていたのか!という感慨も覚える。
看板では雙ヶ岡となっており、地図でもそうなってたり普通の「双」だったりするからどっちが正式なのかも分からない。
しかも丘の字も辞書では「双ヶ岡」となっているが、子供の頃よく見たのは「双ヶ丘」の方だったと思う。
ふもとの中学校の名前も「双ヶ丘」の方を使っている。
こうなると4パターンの「ならびがおか」ができるが、どれが正式なのかだれか説明できる人はいるのだろうか。
説明版1
説明版2
全景遠望



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複線化工事
現在、山陰(嵯峨野)線では複線化工事が進められていますが、
たまたま通りがかる用事があったので、花園駅西側の踏切のようすを撮ってみました。
さらに西踏切りでは作業員の数も多く、なにやら進展中だったのですが、撮る暇がなかったので今回は片方だけの写真のみアップします。
花園方を臨む
踏切1
踏切2
雷鳥が消滅?
昔、北陸へ行くとなれば雷鳥はその代名詞だった。
それがそのうち愛称が消滅してサンダーバードへ統一されるようだ。
新型車681系が登場して、最初はスーパー雷鳥サンダーバードと名乗っていた。
その当時雷鳥より停車駅の少ないスーパー雷鳥があって、当時はスーパーが流行っていた。
スーパーくろしお、スーパーやくもと速達列車にはスーパーを課したがった。
それが今度の改正ではやくもからはスーパーが取れることになった。
スーパー○○シリーズは縮小へ向かうようだ。
サンダーバードも、車両が増えるに連れて、車両の愛称のようであった名前が、いつのまにかスーパー雷鳥の名を駆逐していた。
最初は先輩に間借りしていたような列車名を、ついには乗っ取ったのだ。
なんだか戦国の下克上のような匂いがしてきた。
そして北陸路にはサンダーバードと雷鳥の名が残った。
今度はついに雷鳥が消える。
車両としてはサンダーバードは好きだ。
在来線最速の営業運転をやってるのも同型車だ。
だから子供の頃には随分惹かれていた。
名前としては、やっぱり向かう先に縁がないといけないと思う。
北陸にはちゃんと雷鳥が居て、ヘッドマークにも描かれている。
ヘッドマークが消えるのも、やっぱり寂しいと思う一つの原因だろう。
最近の車両にはそういうものはあんまりない。
なんだか琵琶湖の魚が外来魚に駆逐されていくみたいな感じがする。
固有種の雷鳥が、外来種のサンダーバードに食われていくかのような感慨を覚える。
看板列車のネーミングセンスは、昔は会社のイメージ戦略だし、今もそうだろう。
新幹線では、国鉄時代は投票を経てさらに会議で決めたりした。
そう拙速に名前を消したりすると上の世代の人は混乱するかもしれない。
家の父もあんまりカタカナを読むのは得意ではないし、なぜかカタカナが覚えられない。
パソコンが覚えられないのもそのせいらしい。
決まっている事をいまさらひっくり返せるわけでもないが、
ともかく、列車名のことは地元の人や、利用者の意見も少しは聞いて欲しい、
と思った。



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読書~百鬼園随筆 内田百 新潮文庫
新潮の百先生のシリーズの表紙はどれも好きだ。
この本のカバー絵はなんと芥川龍之介の絵だった。
表紙からして、随分人を食ったようなユーモラスな感じを受けた。
カバー写真のような、飄々とした先生の抽象化されたような絵だ。
さて、百鬼園先生のイメージといえば、先に阿房列車シリーズから読んだ私からすると、借金のプロだというイメージだ。
用もなく汽車に乗るためにわざわざ借金する。
常人にまず考えられないようなことをやってのける人だが、
今回はあちこちにその借金の話題がでている。
詳しい金の借り方や、そのやりとりの詳細も載っていて、一見借金の指南書のようだ。
だが全体としては自らの体験談なのに他の人物の配置が絶妙で、人物にキャラクターを与えていく様子は、まるで夢の世界のようだ。
[READ MORE...]
私鉄時刻表登場
いままで各私鉄の時刻表は、その私鉄の売店などでこっそり売られていたりした。
普通の時刻表では巻末にまとめられ、始発終電以外はこの間何分間隔、というような簡潔な物だった。
それが今回私鉄時刻表も発売される。
http://www.rurubu.com/book/recomm/jikokuhyou/index.asp
JRは時間が分かっていても、乗り換え先が地方私鉄だったりすると、本数が少なくても抜粋でしかないのであまり予測しにくかったが、これでまた楽しみが増えたように思う。
今度は全国の地下鉄のみ、というようなさらに濃い時刻表でも出来るのではないかと思ったりする。
時刻表2
前に書いたように、時刻表を久しぶりに買ってページを繰ってみると、いろいろ変化がある。
昔はなかったけど、最近は親切に停車時間が長い場合着時間も横に書かれていた。
例えば山陰線234Dなら、御来屋は9時08分発となっている。
横に(御来屋着は 852)と親切にも注が振られている。
昔なら他の列車と比べて明らかに時間がかかりすぎている場合、そこから行き違いや待避を予測するのも一つの楽しみで、故・宮脇俊三氏もこのテクニックできわどいことを何回かしている。
私はブランクがあるからこういうのは有難いと思うが、プロのような人には楽しみが一つ減ったと思わせるかもしれない。



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武士道を読む
なんとなく、タイトルからして読んでみたい気はしていた。
しかしなかなか書店へ行く機会もなく月日がたった。
そのうち機会が出来て、たまたま1つだけ無造作に置かれているのを取った。
帰ってから気付いたことに、訳者は矢内原忠雄であった。
歴史で習ったことのある人物で、訳者にもまた歴史を感じさせられた。
タイトルの如く、直接的な兵法書のような類の物ではないとは思っていた。
読んでいくうちに「武士道」という日本古来の精神が今までの日本を作ってきたのだと思うようになった。
序章において、新渡戸は「忠」とともに日本道徳の両輪をなす「孝」について書けなかったのを遺憾に思う
と書いていた。
[READ MORE...]
みかん、かぼちゃ
東京駅から姿消す湘南色 東海道線、半世紀の歴史
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060225-00000028-kyodo-soci
通学で使ってた路線ではまだまだ同じ型のが走ってます。
留置線のあるとこなんて時間次第でうようよいます。
もっとも原色(通称みかん、しかしかぼちゃと呼ばれるほうがこっちでは多い)はかなり少なくなって、改造された車種(通称カフェオレ)の増殖も著しい。
さらにそのカフェオレ間でも微妙な差異を含むのでややこしい。
ともあれ、東京では無くなると言って騒ぐ物がまだまだ見れる地域もあるというのが鉄道の地域差の多様性のようでおもしろい。
元利用者から言えば毎日乗るとあんまり好きになれない。
飽きる。
普通も快速も皆一緒の車種だからであって、何年も見たからだ。
そういうわけで、この車種が消える時が来たら多少は懐かしむかもしれないが、ようやくか、とも思ってしまうのも間違いないだろう。



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